9月の上旬に、新しい試みとして、OEMのお客さま向けにピュールのオープン・ラボを開催しました。
ピュールでは、「よりよい変化を追求する」ことを目的として、定期的に、社内でのアイデア募集をしています。業務や商品の新しいアイデア、改善するためのアイデアなど、毎回100近い応募が寄せられます。寄せられたアイデアの中で優秀なものは表彰を受けるのですが、それ以外にも「実行できそうなものは実現していく」ようしもしています。今回開催したオープン・ラボのヒントも、アイデア・コンテストに応募があった案件をもとに、チームで知恵を出し合いながら実現にこぎつけました。
今回のオープン・ラボは、商品企画を担当しておられるお客さまに、化粧品づくりの現場や原材料についてご紹介することで、今後の商品企画にお役立ていただきたいという主旨で開催しました。
オープン・ラボでは、化粧品原料、香り、化粧品の製造方法について座学でのご説明と、工場見学、化粧品づくりの体験、原材料や容器の展示を実施いたしました。
こちらの記事でも何度かご紹介させていただいている、有機農園で育てた植物から採集される原料や糸島産の卵から抽出される卵殻膜エキスのお話と合わせて、それがどのように自社製品に活かされているか、プレゼンテーションと展示を通じてご紹介させていただきました。
当日の朝、農園より摘んできたレモングラス、和ハッカ、ヨモギ、レモンバーム、ラベンダー、セージ。その横で、セージの精油の抽出デモも実施しました。抽出される精油の少なさを実際に見ていただくことで、精油の貴重さを感じていただけたようでした。
ご紹介した原料が使用されている商品を実際に体験いただくコーナーも設けました。
工場見学をはさんで、化粧水づくり体験をしていただきました。使用できる機械の台数に制限があることから、全員にご体験いただくことはできませんでしたが、テクスチャが変わっていく様子や普段触ることがない原材料のテクスチャを実際に触って確認いただきました。
また、ピュールが掲げている開発理念である 「Effective Clean Beauty」 の 「Effective」 の部分を体感いただくための肌の画像診断の紹介をさせていただき、何名かの参加者さまに、測定の体験をしていただきました。
ご参加いただいた皆さまには、お楽しみいただけたとの感想を頂戴でき、スタッフ一同大変うれしく感じました。一方で、実際に実施することで課題も見えてきたので、改善しつつ、ピュールの取り組みの一つとして、オープン・ラボの開催を重ねていこうと考えています。
おまけ: 農作物の次は海!ピュールの原料さがし、原料づくりは続きます。