社内で見つけた、サスティ通信 創刊号

化粧品ができるまでの工程をご紹介中し始めたところで何ですが、「自然派 clubサスティ通信」の創刊号を社内で見つけたのでご紹介します。

サスティ通信創刊号の表紙と当時の新聞広告
会社の住所およびコールセンターの番号は現在と異なるため、マスキングしております。

残されていたデータから、サスティ通信が創刊されたのは、2003年6~7月頃。自社通販事業が2002年7月に開始された記録がありますので、約1年後のことのようです。まだ利尻ヘアカラーシリーズは誕生していないタイミングですが、昆布エキスのヘアケア・スキンケアの「利尻こんぶシリーズ」、センシティブな肌のためのスキンケア・ヘアケア「サスティ」など、商品のラインアップや構成は変化しているものの、この頃から人と環境にやさしい商品にこだわっていたのだと感じさせられます。

気になったので、自社通販を開始した当時の広告が残っていないか調べたところ、2002年12月に北海道新聞に掲載されたもののコピーが入手できました。改正された薬事法の施行前ということもあり、今では使えない表現も含まれておりますが、当該商品の国内販売が終了していることもあり、資料のひとつとして見ていただけますと幸いです。

当時のことを知っている社員がいるのは、ピュールの嬉しいところ。当時は、小さな工場で400Lの釜と生産ラインが1つしかなかったこと。新聞広告出稿が中心で6名ほどのコールセンターメンバーで受電をしていたこと。徐々に生産量が増え、当時の工場では手狭になり、新工場へ引っ越したこと。カラートリートメントが誕生し、会社一丸となって製造にあたっていたこと。現在の工場ができたときの話。そして、お客さまとのエピソードの数々。自然由来の原料を使って作った製品で、お客さまに喜んでいただけたこと。入社したころ1歳だったお子さまが先日成人されたということで、お子さまの成長と合わせて会社の変遷を聞くことができたのは、ほっこりしたエピソードでした。

センシティブな肌のための「サスティ」(左)と昆布エキス配合の「利尻こんぶシリーズ」

話を聞く中で、自分たちが良いと思えるものを生産し、自信をもってお客さまにお勧めして、喜んでいただく。時には厳しいお声もいただきますが、喜んでいただいた経験があるから、また喜んでいただきたくて商品の改良を重ねていく。それを繰り返しながら成長してきたのが「自然派clubサスティ」という点が、数字や資料に残っていなくても実践され続けていることであり、今後も続けて行きたいと感じたことでした。

おかげさまで、今年、自然派clubサスティは20周年を迎えます。お客さまの支えとお声のおかげでここまで来ることができました。インターネットでの注文が便利なのは事実なのですが、自然派clubサスティではお客さまとのコミュニケーション窓口として、コールセンターの運用を今も続けております。これからも、お客さまとともに喜んでいただける商品を続けて参ります。