株式会社ピュールと九州大が共同研究。ピュール独自のオリジナル原料「利尻昆布エキス」。スキンケアやヘアケアに応用できる、3つの特徴を新たに確認いたしました。
化粧品OEM・ODMメーカーの株式会社ピュール(所在地:福岡県糸島市/代表取締役社長:井上 一郎)は、2025年1~6月に国立大学法人九州大学(所在地:福岡県福岡市、研究担当者:大学院農学研究院 清水 邦義 准教授)と共同で「利尻昆布エキスに関する研究」を行いました。
【利尻昆布エキスに関する研究】
本共同研究チームでは、株式会社ピュールのオリジナル原料「利尻昆布エキス」が細胞や頭皮、毛髪に与える影響にフォーカスを当てて研究をスタート。細胞を用いたヒアルロン酸産生試験や抗UV効果試験および細胞賦活評価試験の結果、ピュール独自のオリジナル原料「利尻昆布エキス」について、以下の3つの特徴が確認されました。1.保湿に寄与するとされるヒアルロン酸産生量の増加
2.UVA刺激下での線維芽細胞のダメージを抑制する傾向
3.試験条件下で毛乳頭細胞の増殖を促進
【研究の内容と結果】
1.ヒアルロン酸産生試験(保湿細胞試験)について真皮の保水機能を担い、コラーゲンとともに肌にハリや弾力を与えるヒアルロン酸の産生への影響を確認するため、利尻昆布エキスをヒト線維芽細胞に添加し、72時間後の培養上清中のヒアルロン酸量の評価を行いました。
利尻昆布エキスを添加した細胞群は、無添加と比較して細胞数の増加とともにヒアルロン酸産生量が上昇する傾向が認められました。また、線維芽細胞の細胞生存率上昇が確認されました。このことから、利尻昆布エキスには、保湿に寄与する可能性や、肌を整えるための要素として期待される部分が確認できました。
適度な紫外線は感染予防やビタミンの生合成など有益な効果をもたらす一方で、過剰な紫外線は、色素沈着、肌荒れ、しわやたるみといった様々な肌トラブルや、頭皮や髪へのダメージの要因となることが知られています。紫外線から線維芽細胞を保護することが出来れば、肌や頭皮のハリ弾力を維持し健やかに保つことができると考えられます。
今回、利尻昆布エキスをヒト線維芽細胞に添加し、UVAを照射し、24時間後MTT法により細胞生存率を確認しました。
利尻昆布エキスを加えた細胞では、UVA照射時の細胞生存率の減少が、コントロールとは異なり穏やかになる傾向が確認されました。すなわち、UVA刺激下での線維芽細胞のダメージが抑えられる傾向が認められました。
毛髪の成長には毛乳頭細胞が深く関わっています。毛乳頭細胞が毛母細胞に増殖するよう指令を出し、毛母細胞が増殖することで毛髪が作られていきます。毛髪が成長するにはこれらの細胞が活性化され、増殖することが不可欠です。今回、利尻昆布エキスを毛乳頭細胞に添加し、MTT法により細胞の賦活化を評価しました。
「利尻昆布エキス」を添加した毛乳頭細胞では、細胞生存率が上昇する傾向が確認されました。この結果から、髪の成長に関わる細胞増殖に違いが示されました。