研究開発室特集「OEMはぜひ、ピュールにお任せください」

あれだけ暑かった季節が突然終わり、本社工場を構えるここ糸島も、朝晩は非常に冷え込む毎日になりました。 薄く明るみを帯びた早朝の糸島の、ひんやりとした澄んだ空気はなんとも格別で、これもピュールで働くことならではの、小さな贅沢と出勤時に感じています。 会社近くの木々や、遠くに見える山々も色付きを見せ始め、この調子で本格的な冬もあっという間に迎えそうです。

稲刈りを終え、冬支度を始めた田んぼの土と緑の自然の香りが、ひんやりと心地よい。

さて今回は弊社の自社製品、OEM開発を行っている「研究開発室」特集です。
一般のお客様からはもちろん、OEMをご依頼いただいている取引先の各会社様からも非常に高い評価をいただいているピュールの製品たち。そんなピュールの高品質な製品開発を担当している「すごい研究員たち」を今回はご紹介します。

“自分が納得できるまで仕上げる”──開発への探究心で品質を支える。

研究開発室 課長 小宮康夫

研究開発室課長の小宮です。私は自社・OEM問わず、さまざまな商品の開発を担当しています。
私は開発の中で「自分で納得できるところまで仕上げること」に強いこだわりを持っています。
フロントにサンプルを提示する前に、まず自分の目と感覚で確かめ、「これならOKをもらえるだろう」と思えるところまで作り込みます。 人に見せる前に、自分が責任を持てる状態にしておく――それが開発者としての最低限の姿勢だと思っています。 妥協せずに積み上げた分だけ、仕上がったときの達成感は大きいです。

研究で使用する毛束を丁寧に洗浄する小宮さん

そんな中で一番難しいと感じるのは、相反する事象を両立させることです。
たとえば「髪は染まるけど、手は染まらない」。 こうした一見矛盾した課題をどう解決するかが、処方設計の面白さでもあり、奥深さでもあります。 理屈では説明できない“ちょっとした差”が結果を左右することも多く、そこがまたこの仕事の難しさであり、やりがいでもあります。

日々の試行錯誤の中で、まだまだ課題も多いですが、 一つひとつの製品を通して「確かな品質」を届けられるよう、これからも丁寧に取り組んでいきたいと思っています。 自分の手を動かしてつくったものが誰かの毎日に役立つ――その実感こそが、何よりの原動力ですね。

“一つひとつの挑戦を糧に”──OEM開発の最前線で成長を続ける。

柴原 悠

こんにちは、柴原と申します。主にOEM品の開発をメインに担当しています。 カラートリートメントが多いですが、最近では基礎化粧品やヘアジェル、日焼け止め、口腔ジェルなど、さまざまなジャンルに挑戦しています。

これまでの業務の中で苦労したことは、環境と技術の両方です。 前職では年単位でじっくり開発を行っていたのですが、ピュールではとにかくスピード感がすごく、数日単位で開発が進み、最初はそのスピード感に慣れるのが大変だったのを今でも覚えています。

技術面では、カラートリートメントで望む色味を出すのが毎回の課題です。 特定の染料を使わずに同じ色を出す必要があるなど、制限のある中でどう再現するかを試行錯誤しています。 また、日焼け止めの開発では、安定性や感触、色味、SPFなど確認項目が多く、試作回数も多くなります。 そんな中でもこだわっているのは、安全性と品質です。 どんなに仕上がりが良くても安心して使ってもらえないと意味がありません。 そこは絶対に譲れないポイントです。とにかく試行錯誤して形にすることを大切にしています。

好きな作業は「地味ですが、サンプル提出用にラベルを貼る作業がとても好きなんですよ。自分の作ったものを並べるのがなんだか嬉しいんです」と話す柴原さん。

印象に残っているのは、自分が担当した育毛剤やカラーシャンプーがAmazonで販売されているのを見たときです。 自分の関わった商品が世に出ているのを目にした瞬間は、少し不思議で、うれしい気持ちになりました。 先輩方の知識や対応力には毎回驚かされます。処方でトラブルが起きても、原因をすぐに見抜いて解決してしまう姿を見て、「さすがだな」と感心しながら学ばせてもらっています。日々の開発業務は試行錯誤の連続ですが、チームと一緒に前向きに取り組みながら、一歩ずつ成長していけたらと思っています。

“日々の発見を楽しみながら”──より良い処方を追求する。

白石 真由

私は、自社品とOEM品のどちらも開発を担当しています。 大学時代から化粧品の処方開発にとても興味があり、OEMと自社製品の両方に関われる環境であれば、より幅広く化粧品開発を学べると思い入社しました。また、九州大学と産学連携で研究を行っていることを知ったのも入社のきっかけになりました。

処方を組むときに意識しているのは、使用感と安全性、そして安定性です。 どれも欠かせない要素なので、常にバランスを見ながら注視しています。 どんなに良い成分でも、安心して長く使えなければ意味がない。そこはいつも気をつけている部分です。

使用する機械のチェックを行う白石さん

仕事の中で特にシャンプーなどの粘度コントロールにはいつも頭を悩ませます。 思うように仕上がらなかったり、ちょっとした条件で大きく変わってしまったりと、なかなか思い通りにいかないところが難しいですね。

そんな中でも、染毛試験(髪を染める作業)は好きな作業の一つですね。 染めるときは、ちょっと“念を込めて”やっています(笑)。 見た目通りの仕上がりにならないことも多く、洗い流すまでの仕上がりを確認するときのワクワク感が好きですね。どうなるか分からないところが面白いです。

自分の得意分野としては、製剤の使用感の調整が得意であり好きです。 ほんの少しの配合差で触感や伸び方が変わるので、その微妙な違いを追いかけるのが面白いですね。

チームは、とても相談しやすく、落ち着いた雰囲気です。 疑問に思ったことをそのまま聞ける環境なので、安心して仕事ができます。 年齢層も幅広いですが、それぞれの経験値が違うからこそ学びが多いです。 みんな本当にすごいなと思いますし、チームの中では一番年下ですが、「負けたくない!」という気持ちを持って日々取り組んでいます。

最近コンビニの生ハムを乾燥させたおつまみにはまっているとのこと。
「ちょっとした休憩時間に食べると、いい気分転換になるんです」

日々の業務の中では、思いがけない発見の連続です。 まだまだ学ぶことばかりですが、地道な積み重ねの中から見えてくる気づきを大切に、これからもより良い処方づくりを目指していきたいと思っています。

“一人で完結できる強みを活かして”──OEM開発を支える職人肌の研究者

大島 栄治

私は主にOEM向けの試作や問い合わせ対応を行っています。 モノづくりが好きで、手を動かして実際にものを作り、改良していくことにやりがいを感じています。
開発の中でモットーとしていることは、OEMの場合、「競合他社より早く試作品を出すこと」です。 スピード感は信頼につながる部分でもありますし、早く出すことでお客様との次の議論も進めやすくなります。

得意なのはクリームなどのスキンケアですが、ヘアケアもヘアカラーもヘアセット剤も、基本的に何でもやります。 ジャンルにこだわらず、依頼されたものをきちんと形にしていくのが自分のスタイルです。

過去に処方開発だけでなく成分開発や企画も行ってきた経験を活かせる点も私の強みですね。 OEMの場合、お客様が希望される商品企画に合わせて成分・処方・訴求内容を一体で考えるようにしています。 また、お客様の言葉や感想のニュアンスから「今求められている使用感」や「バルクの物性」を読み取って、それを形にしていくのが得意です。

「これは無理だろう」と言われた中で実現できたのは、ろ過できるクレイパックの開発です。 実現に向けて処方だけでなく製造工程まで含めて検討しました。 結果、ろ過できるようになり、いつも安定してきれいな製品ができるようになりました。

また、パウダーが沈むタイプのファンデーションが、長く置くと固まってしまう現象の改善にも苦労しました。 何度も試行錯誤を重ね、ようやく納得のいく形に仕上げることができたことを覚えています。

このように一つの製品を一人が最後まで担当できるのはピュールの強みだと思います。これは大きな会社ではなかなかできないことですね。

開発中製品の劣化テストを見守る大島さん

今までに印象に残っている出来事は、お客様から「いいものを作ってくれてありがとう」と直接言っていただいたことです。 営業の者と一緒に打ち合わせに参加していたのですが、名指しで感謝の言葉をもらえたのはうれしかったですね。 開発という裏方の仕事をしていると、なかなかお客様の声を直接聞く機会が少ないので、とても心に残る出来事でした。

チームはとても話しやすい雰囲気です。誰にでも相談しやすく、コミュニケーションにストレスがありません。 中でも課長の小宮さんは何でも知っていて、いつも頼りにしています。

モノづくりに正解はありませんが、経験と工夫の積み重ねで少しずつ理想に近づいていくのがこの仕事の面白さだと思っています。お客様にとって「頼んで良かった」と思ってもらえるよう、これからも着実に、丁寧にものづくりを続けていきたいです。

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